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酵素と酵母の違い

最近、酵素ダイエットとか酵素ファスティングや酵母による腸活などと、酵素、酵母というものを、とても身近に耳にするようになってきました。

しかし実際のところ、酵素、酵母の違いについてよくわからないが、良さそうなので、摂取している、購入しているという方は多いのではないでしょうか?

今回は、酵素と酵母の違いをすごくシンプルにご説明していきます。

酵素とは

酵素とはたんぱく質の一種です。

体内酵素と言われ、生まれながらにして体内にある酵素食事などから取り入れる体外酵素というものに大別されます。

酵素の役割については別の回でお話しします。

簡単に言うと、消化、代謝、排泄のサポート役となる加速装置のような役割をします。

酵素は52℃以上の熱で約2分ほど加熱するとその効力は失われてしまうと言われております。
生の肉や魚、野菜や果物に含まれ、納豆、みそ、ヨーグルト、キムチなど発酵食品などに多く含まれています。
パイナップルには消化酵素の一種であるプロアテーゼが非常に多く含まれ、お肉などのたんぱく質を分解し消化を助けます。
大根にも多くの酵素が含まれており、でんぷんを分解するアミラーゼたんぱく質を分解するプロテアーゼ脂肪を分解するリパーゼ等が含まれ、また、食物はすりおろしてから食べる方が摂取できる酵素の量が2~3倍になります。

酵母とは

酵母とは菌類に分類される生き物です。

生き物と言っても運動性のない微生物です。

酵母の役割は糖質を分解してアルコール発酵を行うので、古くからお酒を造ることに使われ、発酵に際し、炭酸ガスを発生して、泡(あわ)を立てる性質はパンの製造にも利用されます。

酵母には、栄養素として、たんぱく質、ビタミンB群、葉酸、ビタミンDなどが多く含まれています。

酵母菌も熱に弱く、60℃前後の温度で10分ほどでほとんど死滅します。
そのため、新鮮なものや生もの、に発酵食品から酵母を効率良く摂取することが大切です。

発酵食品には酵母菌が必要ですし、発酵食品は腸内で、善玉菌を活性化させます。
積極的に摂取していきたい食品となります。

 

まとめ

酵母と酵素は名前こそ似ているものの全くの別物であるということです。

しかしながら共通していることはどちらも意識的に摂取していきたい。という事。

同時にどちらも熱に弱いという特性があるということも併せて覚えておきたいですね!

 

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