痺れが伴う腰の痛み/腰椎すべり症とは?
腰椎すべり症について
日常生活のなかやスポーツをした際に腰が痛くなることはありませんか?
また、腰の痛みが悪化し整形外科を受診した際に腰椎すべり症という言葉を聞いたことはありますか?
腰の痛みや症状もそれぞれ違いますが、今回は腰椎すべり症についてお話していきます。
腰椎すべり症とは?
腰の骨は通常、椎体と椎弓という部分でできています。
7つの頸椎、12個の胸椎、5つの腰椎で成り立っており、いわゆるこの骨が積み重なってできているものが背骨になります。
背骨は一直線ではなく自分の体重をバランスよく支えるために湾曲してあります。
この湾曲が何らかの原因により、腰の骨が前後に滑ってしまう事を言います。
そしてこの骨がずれてしまうことによって、後ろにある神経を圧迫してしまい、その結果、足にシビレが出てしまうことがあります。
すべり症の種類
- 腰椎変性すべり症
加齢などによる椎間板(骨と骨の間にあるクッション)の変性、椎間関節周りの筋肉や靱帯の緩みによりずれが生じて、発症する。
中年以降の女性に多く見られることから女性ホルモンが関係しているのではないかと言われています。
- 腰椎分離すべり症
多くの人は身体が柔らかい成長期の時期にスポーツなどでジャンプや腰を捻ったりすると、腰椎の後ろの部分に亀裂が入り、
個々の背骨をつなげている部分(椎弓)が分離してしまう状態のことを言います。
一回の動作ではなく何度も繰り返されることで起こります。
症状
◎主に腰痛と下枝のしびれがあります。
➡滑りが酷くなると椎骨の後ろ側にある脊柱管と言われるものがあり、その中に神経が通っています。
その通り道が狭くなることで、神経が圧迫され下枝にしびれが出てきてしまいます。
◎長時間歩いているとお尻から太ももにかけて痛みが出てきて、歩くのが辛くなってきますが、
少し休むと楽になるのでまた歩けます。これは、脊柱管狭窄症同様の症状(間欠性跛行)になります。
対策/治療法
腰回りの筋肉を鍛える事
➡腹筋(インナーマッスル)やお尻の筋肉を鍛えて、腰への負担を軽くできます。
ストレッチを継続的に続けること
➡身体の柔軟性が上がることで動きがスムーズになります。
川越なないろ整骨院では、腰に対しての治療だけでなく日常生活での姿勢の指導、ストレッチの仕方をお伝えしています。
腰の痛みは普段の生活の中でいろいろなところに原因が隠れていますので、自分の生活を今一度振り返ってみましょう。
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