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何もない平坦な道でつまずく。それって筋力低下かも?

普段何気なく歩いていて、段差がなく平坦な道でつまずく。そんな経験は無いですか?もしかしたらそれ、加齢や運動不足など、筋力低下からきているかもしれません。

体幹筋、インナーマッスルは20歳をピークに減り続ける⁈

ここ近年、活躍するスポーツ選手や健康番組などで良く耳にするインナーマッスル。このインナーマッスルはトレーニングなどせず、何もしなければ20歳をピークに1年に1%ずつ減っていくと言われています。今50歳の方はピーク時から30%減60歳40%70歳50%。この数値怖いですね。でも実際こんなに減っているのか?という疑問が出てこないでしょうか?先程お伝えしましたが年に1%ずつしか減らないのです。その少しずつだからこそ自分自身では気が付けない。または身体が調節、他の筋で補い生活してしまうので実感が湧かないのです。

前向きに考えれば、しっかり鍛え、土台を作って筋肉の貯筋(貯金)をしておけば、その後、減っても怖くないですよね。今からでも遅くありません。健康の貯筋をしていきましょう‼

 

転倒防止に重要!簡単な腸腰筋のトレーニング

ここで代表的なインナーマッスルの一つ、腸腰筋について触れておきます。腸腰筋は上半身と下半身をつなぐ筋肉で、腰椎・骨盤上部から始まり大腿骨(太ももの骨)内側につながります。良い姿勢を保つ事や、不安定な所で身体のバランスを取る筋肉の為、姿勢筋とも呼ばれています。持続力の高い(息切れしにくい)筋肉で弱くなってくると、バランスが不安定になり姿勢が崩れやすくなるので猫背、腰痛、転倒しやすくなったりします。

簡単な腸腰筋トレーニング例

(仰向けパターン)

仰向けで寝ます。両膝が90°になるように膝を曲げます。その状態から片足ずつ足踏みみたいにお腹に近づけます。片方の足10回、計20回を2セット目安に行う。

(椅子に腰かけてやるパターン)

椅子に座った状態で足踏みをする。この際膝を高くあげる様に意識しましょう。片方の足20回、計両足で40回を2セット。こちらは椅子に座って出来るので、テレビを見ながら・何かをしながら、といった、「ながら」運動で行えます。

この2パターンのトレーニングは負荷が少ないので、運動習慣の無い方や・筋力の衰えが著しい方におすすめです。

 

継続は力なり‼

運動習慣の無い方に「はい!始めましょう」と言ってもその習慣が無いのだから続きません・・・余程の覚悟が無ければ。

そこでそんな方に考え方なのですが、まずは出来る事から、運動習慣付けする事をおすすめします。結局運動じゃないか。そう思いますよね?

運動強度を考えてみて下さい。習慣のない状態からハアハア息切れする様な運動をしても長続きしません。0から急に100やるようなものです。ラジオ体操、柔軟体操だって関節を動かす運動です。運動する時間を作って習慣化する。それが定着すれば運動強度をあげて行く。それの繰り返しです。運動が嫌い。長続きしない。そんな方はまず、柔軟体操やラジオ体操をする習慣から身に着けて行きましょう!

 

当院では何歳からでも分かり易く、その人に必要な簡単に出来る運動や体操を治療の一つとしてお伝えしています!お身体でお悩みの方はお気軽にご相談下さい。私たちが誠心誠意をもってサポートしていきます‼

 

「今」が変われば「未来」は変わる
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