食前にベジタブルファースト!その意味は?
食事の初めにお野菜を摂る
これはもう定番になりつつありますね!
しかし、実際のところ、何がいいのか知らずにやっている人いませんか?
ダイエットにいいから、糖尿病予防になるからなど漠然とした認識の方もいらっしゃることかと思います。
そこで今回はベジタブルファーストが健康に結びつく
次の食事から野菜を摂らないとソワソワしてしまうようなお話をしていきます。
ベジタブルファーストと血糖値
よく糖尿病予防として、甘いものを避けたり、糖質の制限などをしている方がいらっしゃるかと思います。
なのになぜか、食間に甘いグミを食べていたり、糖質0%でありながら甘味料全開のドリンクを飲んていたりする方いませんか?
とくに甘味料に関して、いずれ突っ込んだお話をしようと思いますが、
「甘い!」という刺激でインスリンが分泌されるため
糖尿病予防にはならないというデータが出ています。
血糖の上昇には砂糖は確かに関係があります。
しかし大事なのは食べ方なのです。
糖尿病の方は低血糖時、血糖値を即座に上げる為にブドウ糖や飴などを持っていることが多いのですが、
「舌下」に入れるように言われています。
心筋梗塞の「ニトログリセリン」も舌下ですよね。
舌下の粘膜には吸収作用があり、すぐに血管へ運ばれるという機能があります。
口腔⇨胃⇨腸⇨血管よりはるかに速く血糖を上げることが出来るのです。
ですから、
甘いものが口の中に入ると
血糖の急上昇が起こります。
この反応は、糖質が少ないはずの人工甘味料でも起こります。
血糖の急上昇が起こると、
インスリンの作用により血糖の急降下が起こります。
甘いものを複数回、食間などに食べると、その都度、インスリンの過剰使用となり、
限りあるインスリンが足りなくなり、血糖の乱高下が起こり易い身体になってしまい、
インスリンの過剰分泌⇨枯渇となり、糖尿病へと結びつきやすくなってしまうのです。
しかし、野菜などの食物繊維から食事が始まると血糖上昇が緩やかに反応し
更に唾液や食物繊維が糖質を包み込んで、口腔内ではなく、穏やかに腸から吸収されます。
それゆえ、お米などはよく噛んで唾液に包まれて、ゆっくりと吸収されるので、
昔から、よく噛んで食べなさいと言われているのは本当に大切なことなのです。
おやつなどの間食で、グミやチョコレート、甘いドリンクをよく噛んで飲み込むなんてことはしませんよね。
デザートが最後に出てくるコース料理は知ってか知らずか理にかなっているという事になります。
食物繊維とダイエット
食物繊維には水溶性食物繊維と非水溶性食物繊維の2種類があります。
簡単に言うと
水溶性食物繊維は、
先ほど記述した通り、腸内で糖質を包み込み、穏やかに吸収されるため、血糖の急上昇を防ぎます。
また、余分なコレステロールを吸着し便と共に排出する作用があります。
非水溶性食物繊維は、
腸の中で水分を吸収して膨らみ、便の量を増やしたり、腸を刺激して蠕動運動を誘発して排便を促す作用があります。
食物繊維には、腸内環境を整える作用があり、
腐敗物をためない、すなわち、悪玉菌のえさを減らすことで、善玉菌優位な腸内環境を整えてくれます。
食物繊維と健康
糖尿病を患ってしまうと、タンパク質の吸収が不得手になってしまうので、
人間を支える筋肉はもちろんの事、生きるうえで大事なホルモン、血液、内臓、の生成にも影響が出てしまいます。
また、腸内環境が悪化すると
免疫力低下、代謝不全、肥満、排泄(デトックス)不全、幸せホルモンの低下など
活きてくうえで必要な代謝が起こりにくくなってしまいます。
2種類の食物繊維
水溶性食物繊維
果物、野菜類、昆布・わかめなどヌメヌメ海藻類など
非水溶性食物繊維
キノコ、穀類、大豆、小麦、甲殻類の殻など
食物繊維を摂って健康へ前進!
食物繊維と聞くと、野菜のイメージが強いかと思いますが、2種類の食物繊維を理解し、バランスよくとることが大切です。
食べる順番にも意味があるので、その辺もしっかりと理解を含め、ベジタブルファーストを意識して頂けると良いかなと思います。
同時に、間食の甘味には十分に気を付けて取るようにしましょう。
どんなにいい大工さんでも、材料が粗悪だと中々いい建物を作ることは困難です。
身体は食べたもの以外から作ることはできません。
なないろ整骨院では、施術とともに、健康な身体づくりも勧めています。
施術の事だけでなく食事の事サプリの事何でも聞いてみてください!
「今」が変われば「未来」は変わる
笑顔で健康な未来の懸け橋となります
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