タンパク質とプロテインと筋肉
タンパク質初級編
皆様、タンパク質についてどのくらいご存じですか？
当院では自社アンケートとしてご来院頂いている方々にアンケートを取らせていただきました。
タンパク質足りてますか？
最近ではスーパーに並ぶ食品たちに「タンパク質○g」という表記が増えてきました。
それに伴い、皆様の頭の中にもタンパク質って摂った方がいいんだな
という意識は高まっているように感じます。
当院調査のアンケートでも質問の②番にそれが表れていますね！
皆様、カルシウム不足って何となく意識にあるかと思いますが、
実は同じレベルくらいタンパク質不足って深刻らしいですよ！
今回はタンパク質は何に使われていて、どのくらい摂ったら良いかについてお話をしていきます。
タンパク質の利用用途
タンパク質はもはやマッチョのみ必要としているわけではないという事は認識があるようですが
タンパク質摂取は筋肉の為、とイコールで考えている方も多いようですB。
質問の③にもありますが
タンパク質の利用用途は人間が生きていくうえで重要度の高い順番に使われるようです。
①内臓と血液をつくる：
臓器もタンパク質から作られていますし、平滑筋と言われる無意識の筋肉で動いています。
血液も赤血球に含まれるヘモグロビンには（ヘモ：ヘム鉄、グロビン：グロブリンというタンパク質）からなっています。
②細胞を修復する：
細胞が壊れた＝機能しない、最近の侵入を許すという事になるのでとても優先度が高いです。
③ホルモンをつくる
ホルモンもタンパク質から作られ、ホルモンがないと人間は様々な機能を失い生きていくことが出来ません。
④骨を作る
骨が無かったら困りますね、骨＝カルシウムのイメージが強いですが、
コラーゲンなどタンパク質がないと骨の構造が維持できません。
⑤筋肉をつくる
やっとこ登場です！筋肉は家で言う壁の厚さの様なもので
構造物があって初めてそれを丈夫に補強するために必要なものとなります。
⑥肌や粘膜をつくる
肌、髪の毛、爪、など皮膚に由来するものや、
外部からからだを守る粘膜などは比較的優先順位は高い方ではありませんがないと困りますね！
例えば、③まで満たせるだけしか摂取できていないとすると
どんなに意識していても筋肉へ回るだけのタンパク質が無いという事になります。
これではどんなに運動してもただ破壊するのみで筋肉がつきません。
どのくらい摂取するべきなのか？
目安として①の質問のように体重×1ｇが必要となります。
これが生きていくうえでの最低ラインであることを知っていてほしい事実です。
生活の質向上等を求めていく場合、一般的には体重×1.2ｇと言われています。
また、スポーツ活動をする方などにおいては
1.5倍、2倍を必要とするので
食事からその量のタンパク質を摂取しようとすると、確実にカロリーオーバーを起こします。
だから、カロリーを押さえつつ、確実にタンパク質を取る方法として
マッチョたちはプロテインを1日数回摂取しているのです。
参考：日常にある食事のタンパク質量
肉、魚類：22ｇ/100ｇ
たまご：6ｇ
木綿豆腐：10ｇ
納豆：8ｇ
白米：4ｇ/150ｇ（1杯）
ブロッコリー：8ｇ
いかがでしょうか？
食事で例えば50kgの体重であれば50ｇのタンパク質、摂れていますか？
参考：良いプロテインの選び方
①植物性であること
プロテインは動物性と植物性に分かれます。
動物性プロテインは筋肥大を期待して摂取している方多いですが
同時に消化不良を伴い腸内環境に影響すると言われ、最近では植物性プロテインに移行するのがトレンドとなってきています。
ですが、植物性プロテインは「美味しくない」といわれ避けられがちです。
美味しさを追求するために消化負担の掛かる白砂糖を増やしてしまっているようであれば本末転倒です。
②無添加であること
商品の価格にも影響がある添加物。
保存料などがあることで店頭に長く置いておける
それゆえに大量生産できる＝安くなる
しかし添加物すべてが悪いわけではないけれど、消化負担がかかり悪玉菌が増え、腸内環境が悪くなる
そもそも何の目的で摂取するのか？健康のためであることをお忘れなく！
③アミノ酸スコア
アミノ酸スコアが高いとタンパク質を流出させず、質の良いタンパク質を細胞へ届けることが出来ます。
アミノ酸スコアは風呂桶を構成する枠のパーセンテージだと思ってください。
穴の開いた風呂桶では湯（タンパク質）は溜まりません。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
タンパク質は摂った方がいい！は知っているけど
なぜ？がこれでお分かりいただけましたでしょうか？
なないろ整骨院には
本質にこだわる長友選手がアンバサダーを務めている
とーってもオススメのプロテインもご用意があります。
詳細はスタッフまでお問い合わせください。
なないろ整骨院はエステプロラボ正規取扱店となります。
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