デスク作業の姿勢とその対策
デスクワーク、スマホ、DVDなどのテレビ鑑賞、お仕事や、ご自宅で過ごす、多くの時間、猫背で過ごしていたらどんなに体操をやっていても、悪い姿勢の時間のほうが長いわけですから、どちらクセがつきやすいですか?という質問をしたら答えは明白です。
どんな姿勢で座っていたらいいの?
基本的に一番良しとされている座り方は、足首、膝、股関節、肘が90度の角度であることと言われています。
しかしながら、同一姿勢でいること自体も実は身体の限界は30分と言われています。
私たちは動物ですからね。じっと止まって作業するようには作られていません。
こまめに動くなんて仕事中はできない
これが現実かと思います。
できることなら30分に一度、緊張している筋肉を働かせ、血液を運びやすくしたいところです。
最小限の動きで、効果的なのは「肩すくみ」です。2秒くらい肩をすくめてストンと落とします。
もっとできるのであれば「深呼吸」です。深呼吸は施術中でも何回もお話に出るので、当院に通院中の患者様は知らないという方はいないのではないでしょうか?
そもそも深呼吸はいわゆる「悪い姿勢」ではできません。それは丸まった姿勢では、肺が膨らまず、「深い」呼吸ができないからです。
両手を外側に広げ、深く息を吸い、肺を膨らませる。悪い姿勢の全く反対の動きになります。
酸素を取り込むことで、脳の活性化を促し、血液を通して、全身をリフレッシュすることができる生理的な効果と、いい姿勢をとる物理的な効果が期待できます。
立位でできなくても座ったままでも、十分な効果が期待できると思います。
また、ご家庭内などでは、目をつむった状態でゆっくりと呼吸をすることで、「瞑想」の時間とすることができ、自律神経を整える効果があります。睡眠前などに行えるとなおいいですね。
日常生活で気を付けておきたいこと
猫背を助長させるのは、肩関節(上腕骨)の内旋動作です。
ですので、座った姿勢で、太ももの下に手を入れている状態などは、猫背welcome状態です。
ストレッチなどで丸くなって伸びる体操がよくありますが、反対に、さきほども申し上げました、深呼吸の姿勢で伸びる動作も入れておきましょう。
内旋動作がクセづいてしまうと、上腕骨と肩関節を作っている肩甲骨は必然的に肋骨の外側に来てしまいます。
その状態で猫背を治すことはほぼ無理だと思います。
ですから、上腕骨(肘から肩までの骨)が内旋(内側にねじる)する動作を避けていくように意識し、外旋方向を意識して体操ができるととても効果的に、予防や自己矯正などセルフケアとして活かされると思います。
川越市にあるなないろ整骨院では、肩こりや肩こりからくる頭痛など、を得意とし、猫背解消、ホームケアを施術とご指導で徹底的に改善サポートをしております。
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